インプラント治療への想い

インプラントは近年、劇的な変化を遂げています。以前は手術に対する方法や手技が注目されてきた傾向にありました。しかし、歯科業界(特にインプラント関係)の取り巻く環境はデジタル化の波が押し寄せて、デジタル化されたCTやCADCAM、3Dプリンターなどあらゆる分野で今までのアナログ的な手技手法から変化が起こってきています。そしてこの流れはさらに加速していくことは、世界的にみても確実な流れであります。この変化は分かり易く言えば、フィルムのカメラがデジタルカメラになったり、ダイヤル電話がスマートフォンに進化したりする流れと似ていると思います。いくらデジタル機器が増えてもそれを使いこなすことができなければ意味がないのです。そして大事な事はあくまでもその機器を使うのは人間であり、診査診断、治療計画が間違っていては全くもって意味がないわけです。基礎の土台があり、あらゆる症例を経験してこそ色々な最新の機器が生きてくる事は言うまでもありません。
ここから、私のインプラント治療に対しての考えが現在に至るまでを少しお話させていただきますので、少し長文になりますが是非お付き合いいただければ幸いです。

知識と経験が治療成功への鍵

私は卒業と同時に医学部の口腔外科に入局し、研修を積みました。口腔外科では、外科の基本的な知識から有病者の全身管理、そして色々な手技を学びました。
しかし、私が研修を積んだ当時はインプラントをしておらず、歯周病や口腔内に発生した大きな病気により多数の歯を抜歯せざるを得ない患者さまも多く、治療の選択肢にインプラントがなく、泣く泣く入れ歯で治療をおこなうという事を経験しました。インプラントはとても素晴らしい治療の一つであることは今も昔も変わっていません

しかし、多くの歯科医院でおこなう事ができるようになった反面、診断の間違いや、経験不足による手術の失敗など、悪い噂ばかりが先行してしまうような背景もありますが、本来のインプラントでしか得ることのできない、いくつかの素晴らしい治療のゴールがあることを、もう少し認知され、世の中に広まっていってもらいたいといつも思っています。

信頼できるインプラントとの出会い

口腔外科を退局した後、一般歯科の病院で知識と技術を学ぶことになり、そのころからインプラントだけではなく、歯周病や咬合理論、マイクロスコープによる根管治療など世界を代表とする歯科医師の年間の研修会に多数参加し、より基礎から自分の知識の向上と手技を学びました。最新情報をいち早く得るため、アメリカに本部を置く国際インプラント学会に入会し、国際資格の認定医も取得しました。
インプラントも色々なメーカーの講習会に参加し、それぞれ主張するメリットやデメリットを聞くうちに長い歴史と信頼性があり、バックに大きな研究機関がしっかりとあり、世界的にもトップシェアのストローマンのインプラントを選択する事にしました。
現在インプラントは100種類くらいのメーカーがありますが、自分がおこなうインプラントは最も安心できるインプラントをコストがかかっても使いたいという思いで、なるべく他社のインプラントに近い、低価格で患者さまに提供できるようにいろいろな企業努力をして現在の価格設定にしています。

患者さまにとって最もよいものを

現在ストローマンのインプラントには2種類の表面性状があります。一つは従来からあるSLAといわれるもので、この表面性状も他社と比べるとインプラント周囲炎なりにくくすばらしいものですが、近年日本にも認可がおりた新しい表面性状をもつSLActiveと呼ばれるインプラントがいままでの常識を覆すほどのもので、通常のインプラントは表面が酸化したチタンなのに対して、このSLActiveは製造される時から、酸化しないような環境で作られ、患者さまの口の中に入れる瞬間まで特別な溶液の中に保存して酸化を防ぐように工夫されています。酸化チタンの表面は血液を弾いてしまう(疎水性)のに対して、酸化していないチタンは血液が絡みついてくる(親水性)ため、より強固に骨との結合が起こります。多少骨のない部分でも生体から骨芽細胞が寄ってきて骨ができてきます。
これにより骨密度の低い部位でも結合が起こり、また最短で3週間で骨結合が起こるため、今までのインプラント後の上部構造作製までの期間も短縮されます。

またSL Activeの表面性状をもつインプラントは、すべてロキソリッドと呼ばれる純チタンより強度の増した最新のマテリアルを使用しています。これにより、今まで奥歯には細いインプラントは禁忌だった症例も骨造成なく手術が可能になりました。現在このストローマンでしか提供できない特許に、世界のインプラントをおこなう著名人もストローマン社のインプラントを選択する人が増えています。世界で最も性能の高いインプラントを当院ではどの患者さまにも100%使用することをいち早くを決め、インプラント本体の価格も最も高いものですが、患者さま負担を変えずに使用することを決めました。

上部構造にもこだわる姿勢

あごの骨に埋入したインプラントの上部に付ける部分を上部構造とよび、私はその上部構造にもこだわりがあります。従来インプラントの上に立てる土台は既製品を使うことが多く、病院としては価格を抑えることができる反面、患者さまごとに違う口腔内の環境に適応しておらず、結果かぶせものの形態がおかしくなったり清掃性が悪いものになってしまったりします。それに比べカスタムアバットメントと呼ばれる患者さまごとに口腔内に合わせて最適な形態を純チタンから削り出して作製する土台は当院でも以前は既成の土台の倍の料金をもらっていました。しかしこれも、院内にCADCAMの機械を導入しギリギリまでコストカットをして、既製品と同じ値段までさげることを決めました。かぶせものも従来使用していた最も高い価格のセラミックを最も安いメタルの価格まで下げることができました。

あくね歯科クリニックにしかできないインプラント治療

現在当院ではすべての症例でSL Activeのロキソリッドインプラント使用し、土台はカスタムアバットメントを使用し、上部はオールセラミック(ジルコニア)を使用しています。現在考える最高の組み合わせを少しでも多くの患者さまに提供できるように価格をぎりぎりまで抑えています。これも嘘偽りなくいいものを使用して、すべて患者さまが喜ぶ顔を見たいという私の強い望みから実現しました。他の病院で同じ組み合わせで当院より安い値段でインプラントを提供しているところは一つもありませんし、当院は単に価格を売りにしているわけではありません。

あくまでも私が10年以上毎年学んできた知識から正しい診査診断をおこない、治療計画を大事にして、全顎的な治療を提供できるようにしています。インプラントだけすればいいとかそういう考えではなく、必要なところは最低限のインプラントをおこなう、残せる歯は残して、歯周病治療や咬合治療など、治療後に予後がよい状態になるように常に診断から治療計画を立てて、患者さまとじっくりと話合いをして決めていきます。治療終了後も一生患者さまの口腔内を責任もって見ていくために、個室のメンテナンス専用のゾーンを病院内に別で設置しています。担当の衛生士がしっかりと患者さま1人1人にあわせてしっかりケアをおこないます。正しい診断ができるために最新のCTやマイクロスコープ、レーザーも院内に導入しており、手術も安心しておこなえるように専用の個室の手術室を完備しています。治療が怖い方には、専属の麻酔科医による静脈内鎮静法もおこなうことができ、寝ている間にインプラントを受けることができます。あらゆるところで、妥協したくないのが私の歯科医師としての信念です。
あくね歯科クリニックに来院されれば、あなたの悩みはきっと解決できると思います。

院長 阿久根竜大
インプラント治療無料相談